新宮市の姉妹都市である米サンタクルーズ市(サ市)からの訪問団のフェアウェルパーティー(送別会)が10日、市役所別館であった。来新中のサ市の中高生と受け入れ先のホストファミリー、関係者などが参加。滞在中の出来事を振り返りつつ会食し、芽生えた絆をより深化させた。
両市は1974(昭和49)年に姉妹都市関係を締結。訪問団の相互派遣などを通して友好関係を築いてきた。今回はサ市から13~16歳の中高生12人が、引率者と共に6日に来新。周辺地域のホストファミリー宅に滞在しながら、世界遺産を含む名所の観光や、日本の伝統文化の体験、市民との交流などを行ってきた。一行は13日(月)の帰国を予定している。
開会に当たり、上田勝之市長があいさつ。「当地域の魅力を感じていただき、日本の文化にも触れていただけたと思う。温かく迎えたホストファミリーへの感謝を忘れず、新宮で出会った人の思い出が心に残れば幸い。両市は距離こそ離れているが、心のつながりは強い。お互いを第二の古里と思い、今後も交流を深めたい」と語った。
和歌山県立新宮高校の琴部が演奏を披露した。続いて訪問団の生徒が琴に挑戦。部員に教わりながら弦をつま弾いた。
その後は全員で会食。和洋のさまざまな料理を味わいつつ語り合った。英語に身ぶり手ぶりを加えてコミュニケーションを交わしたほか、一緒に記念撮影をしたり、連絡先を交換したりする姿も見られた。
サ市訪問団の生徒4人によるバンド演奏もあった。海外でも人気の高い日本のバンド・カシオペアの楽曲を披露して来場者を驚かせ、称賛の拍手を浴びた。
(2026年4月12日付紙面より)