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「わっしょい」のかけ声を響かせ神輿が出発=16日、熊野速玉大社
神輿がまちを練り歩く
御船は堤防、7年ぶり
新宮の速玉祭

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熊野速玉大社
御船祭
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神事
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 熊野速玉大社(上野顯宮司)の例大祭「新宮の速玉祭(はやたまさい)」の2日目となる16日、神輿(みこし)渡御式が営まれた。熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)(イザナミノミコト)の御霊(みたま)が遷(うつ)された神輿を男衆が担ぎ、まちなかを練り歩いた。御船祭(みふねまつり)もあり、7年ぶりに堤防区が優勝した。

 新宮の速玉祭は、15日の神馬(しんめ)渡御式と16日の神輿渡御式から成り、神輿渡御式の一部として御船祭がある。川渡御に際し御霊が遷された神幸船(しんこうせん)を先導する形で、市内9地区の早船が競漕(きょうそう)する。下りでも競う。

 当日は、上野宮司の手で御霊が神輿に遷され、渡御へと出発。大量の紙垂(しで)や扇が付いた「お旗さん」、神馬に乗った「一ツ物(ひとつもの)」人形などが先導する行列は権現河原へ、神輿は分かれ「わっしょい」のかけ声を響かせつつまちなかを練り歩いた。

 やがて神輿も権現河原に至り、御霊が神幸船に遷された後、御船祭が開始。市内9地区の早船が丹鶴体育館下の下札場をスタートして熊野川を約1・6㌔遡上(そじょう)、御船島を3周してゴールとなる相筋雇用促進住宅付近の上札場を目指した。堤防が頭一つ抜け出して島の周回に突入、そのまま制した。優勝は2019(令和元)年以来となる。

 とも取りの田中亮さん(42)は「うれしい。こぎ手がみんな素直で真面目で、言うことを聞いてくれたことが勝因と思う。堤防の町内会をはじめ、多くの支援を頂いたことに感謝したい」と話した。

 続いて御旅所での神事が営まれた。杉ノ仮宮に御霊が遷され、上野宮司が祝詞を奏上。夕闇が迫る中でたいまつの火がゆらめいた。

  □     □

■早船競漕の結果
【上り】
①堤防②千穂③春日④丹鶴⑤神倉
⑥王子⑦阿須賀⑧明神⑨大王地

【下り】
①王子②丹鶴③神倉④大王地⑤明神
⑥春日⑦阿須賀⑧千穂⑨堤防

(2026年10月18日付紙面より)


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18日まで無料開放中の重要文化財旧西村家住宅=17日、新宮市丹鶴
地域 旧西村家住宅を無料開放
近代化遺産の日にちなみ
新宮市
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連絡協議会
 「近代化遺産の日」(20日)にちなみ、新宮市は17日、重要文化財旧西村家住宅(西村伊作記念館)の無料開放を始めた。18日まで、時間は午前9時~午後5時。内部を自由に見ることができる。

 西村伊作(1884~1963年)は建築家、教育者、実業家で、新宮市の名誉市民でもある。同住宅は、伊作が設計し地元の大工を指導して1914年に建築したもの。それまでの接客の場を重視する伝統的な住宅とは異なり、今日では一般的となった家族だんらんのための居間が中心となった、家族本位の住宅の先駆例として知られている。中では伊作がデザインした家具類や、伊作の絵画、陶芸作品、著書なども展示している。

 「近代化遺産の日」は、近代化遺産の所在する地方公共団体を中心とした「全国近代化遺産活用連絡協議会」が、工部省設立日である10月20日を記念して定めた。

 これに合わせて毎年10月1日から11月30日にかけて、近代化遺産の存在や価値を周知することを目的に、全国各地の重要文化財や登録有形文化財などで一斉公開事業を実施している。2005年度から始まり22年目となる。

(2026年10月18日付紙面より)

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保護者と一緒に避難所を設営する児童ら=15日、紀宝町立鵜殿小学校
防災 避難所運営を児童ら体験
保護者と学ぶ学年活動
鵜殿小
 紀宝町立鵜殿小学校(竹本靖史校長)で15日、5年生の学年活動があり、児童48人と保護者が避難所運営体験を通して防災意識を高めた。

 学年活動は児童と保護者と一緒に学ぶ取り組みで、学級委員(保護者)が中心となって計画し、学年ごとに開催されている。

 この日は紀宝町役場防災対策課の荒尾和彦さんと宇井禎信さんを講師に迎え、避難所の設営と運営を体験した。

 避難所について宇井さんは「災害が発生して家が被害を受けた時に一定期間、滞在する場所」と説明。鵜殿小学校も地震、津波、洪水時の避難所に指定されており、290人を受け入れられることを紹介した。

 児童らは備蓄されている仕切り用のテント、エアベッド、簡易トイレなどを協力して組み立てると、避難者の受付スペース、救護スペースを設け、避難者役、受付スタッフ役に分かれて避難所運営を体験した。災害時を想像しながら、みんなが快適に過ごせるよう考えていた。

(2026年10月18日付紙面より)

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