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各団体が入り乱れての「総踊り」=24日、新宮港緑地公園
曇天を吹き飛ばす熱気
「南紀海彩まつり」が盛況
41団体が多彩な演舞

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近畿大学附属新宮高
近畿大学附属
 南紀海彩(かっさい)まつり(同実行委員会主催、北道江利委員長)が24日、新宮港緑地であった。よさこい、ヒップホップ、フラなど、さまざまなジャンルの41団体が、地元をはじめ和歌山、三重、愛知の3県から集結。当日の曇天を吹き飛ばす熱気で舞い踊った。地域住民など多数が来場して盛況を博した。

 同イベントは2008年に始まり、コロナ禍に伴う中断時期を除いて毎年開催、第17回となる。今回は前日から当日早朝まで雨だったため会場はぬかるみ、加えて曇り空だったが、参加を見送ったのは1団体のみだった。同時開催を予定していたスーパーカーMTGは天候の影響で中止となった。

 踊りの披露はメインとサブの2カ所で実施した。飲食や雑貨、キッチンカーなどが集まる「彩海てらす」や、FM新宮放送局、株式会社キナン、自衛隊和歌山地方協力本部新宮地域事務所、近畿大学附属新宮高校・中学校のスーパーサイエンス部のブースもあった。

 開会に当たり、北道委員長があいさつ。「今日はちょっと降るかもだが、踊り子の皆さんの熱気で雨を飛ばしていただけたら。元気に演舞をお願いします。来場のお客さんは、ぜひ一日遊んでいってください。開催できるのもたくさんの協賛企業のおかげ。無事に最後までいけるように頑張ります。よろしくお願いします」と語った。

 続いて、来賓の上田勝之・新宮市長と濱口太史・和歌山県議会議員が祝辞。「踊りでパワー全開に。一日楽しんでいただければ幸い」「皆さんのパワーで悪い天気を吹き飛ばし、楽しい一日に」などと述べた。

 この後、発表を開始。ジャンルにより勇壮に、優雅に、エネルギッシュに舞い踊った。総踊りは各団体が入り乱れて楽しんだ。観客は観覧や撮影を楽しみ、盛んな拍手で称賛した。

(2026年5月26日付紙面より)


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本年度をもって閉所する下里水路観測所
地域 本年度いっぱいで閉所
下里水路観測所
那智勝浦町
 那智勝浦町下里にある「第五管区海上保安本部下里水路観測所」。1954(昭和29)年、勝浦水路観測所での観測を引き継ぐ形で設立され、船舶の航行に必要な地磁気や天体の観測を行っていた。現在は現存する海保唯一の水路観測所として、82(昭和57)年から開始したレーザー光を用いて人工衛星までの距離を計測する「人工衛星レーザー測距(SLR)観測」を行っており、東アジア地域でこの観測を用いた最も歴史のある観測所となっている。

 ただ、近年では国内で容易に高精度な位置測定ができるようになっていることから、今年12月末で観測を終了し、来年3月末をもって閉所することが決まっている。

  □     □

■閉所の経緯は

 「人工衛星レーザー測距(SLR)観測」とは、地球を周回する人工衛星に向け、地上の装置からレーザー光を照射、人工衛星から反射した光が戻って来るまでの時間を計測することで、人工衛星と観測所の距離を測るもの。人工衛星の軌道や観測局の位置を精密に決めることができる。また得られたデータは航海に使用する海図の位置(緯度・経度)の基準である「世界測地系」の維持や日本列島の正確な位置決定にも用いられている。

 しかし、近年は人工衛星によって地上の位置を計測する「全球測位衛星システム(GNSS)」や「準天頂衛星システム」などの整備により、国内で容易に高精度な位置測定ができるようになった。同庁が実施する海図の刊行という目的においては、同観測所が担ってきた役割が代替可能になったことから、このたびの閉所決定となった。

  □     □

■施設の見学会

 施設の閉所に伴い、同観測所が定期的に実施している施設公開とレーザー測距観測実演も終了する。23日にも実施され、参加者にさまざまな機器が配置された室内や、レーザー光を発射する巨大な望遠鏡を見てもらった。

 施設公開は今後、7月18日(土)と9月12日(土)を予定している。

(2026年5月26日付紙面より)

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和歌山南広域消防指令センターとの情報送受の要領を教わる各分団長ら=24日、串本町潮岬
地域 指揮向上意識し基本確認
望楼の芝で幹部教育訓練
串本町消防団
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消防本部
 串本町消防団(井道一馬団長)が24日、潮岬にある望楼の芝で本年度幹部教育訓練を実施した。

 この訓練は各分団で指導的立場にある班長以上の団員を対象とし、礼式やホース延長などの基本を確認し指揮や指導力の向上を図る目的で年1回、初夏に実施している。

 団本部から井道団長と宮下漁次副団長、幹部団員56人、町消防本部の泉紀人消防長と指導役の職員10人が参加し、団本部を代表して井道団長が訓示して士気を高めた。

 訓練項目は▽無線交信▽礼式(受領要領とその指導要領・部隊行進とその指導要領)▽ホース延長(筒先結合とホース搬送で放水はなし)―の三つ。無線交信は各分団に配備している可搬型消防無線機で本年度から本稼働している従来の町消防本部に代わり和歌山南広域消防指令センターと通信する内容で、11ある分団を代表して各分団長が出動時に欠かせない情報送受の手順を実践し、他の幹部はその様子を見学する形で要領の把握に努めた。

 前年度は天候不良で中止したため、本年度は2年ぶりの実施。井道団長は「今回取り組んだ内容は全員がすでに理解している基本だが、それを各分団の団員へ教えなければならないのが幹部の立場。いま一度基本を再確認し、職員の指導を通してどう教えればよいかもこの機会にしっかりと考えてほしい」と願いつつ、宮下副団長や泉消防長と共に訓練の始終に立ち会うなどした。

(2026年5月26日付紙面より)

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