新宮市の和歌山県立なぎ看護学校(栗原久美子校長)が24日、看護分野に興味を持つ市内や県内外の高校生などを対象に「オープンキャンパス」を開催した。昨年より20人多い81人が参加し、さまざまな体験を通じて看護学校の実際や看護師という職業の意義や魅力に触れた。
近隣の高校以外にも御坊市や有田市、大阪府などからも来校。社会人4人の参加もあった。
「医療分野に興味がある」(高2)「保育士か看護師を志望」(高2)など、進路選択の判断材料とする参加者から、「看護の道に進むなら地元で学びたい」(高3)「卒業生なので、学費面のほか校内も知っている。学ぶならここが良いと思い、看護師志望の娘と参加した」(高3生徒の保護者)まで、さまざまな動機が見られた。
オープンキャンパスには例年2年生のみが参加、協力していたが、本年度は、今年の経験を来年度に生かすことを目的に1年生も参加。総計50人の学生が参加者を迎えた。
模擬授業では栗原校長が「人の命に寄り添う看護の仕事というのは、魅力的な選択だと思います。今回のオープンキャンパスを通じて少しでも看護の仕事の素晴らしさなどを感じてもらえたら」と伝えた。
校内では各教室や実習室で血圧測定、車椅子の利用、ダミーによる乳児の心拍数、呼吸音の確認などが行われた。在校生との交流会では1、2年生が学校生活や授業の内容を参加者に話し、受験対策や勉強方法などの疑問に丁寧に答えていた。
アルバイト先の先輩が同校の2年生だったという岡村あいらさん(高3)は「看護の道を目指しています。先輩と交流会で話して、面接試験で不安だったことが解消したし、受験勉強への助言などをもらい、助かりました」と話していた。
(2026年7月26日付紙面より)
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