和歌山県立新宮高校(下村史郎校長)で19日、新宮市立医療センターによる出前講座があった。医療関係の進路を志す生徒24人が参加、同センターの医療専門職員8人から仕事の内容や魅力、やりがいなどの話を聞いた。
各医療職の魅力を紹介するとともに、進路選択への情報を提供し、将来の地域医療に貢献する人材を育成することなどが目的。助産師、看護師、薬剤師、臨床工学技士、臨床検査技師、診療放射線技師、理学療法士、管理栄養士がそれぞれの仕事について語った。
講話を聞きながら生徒たちは、病の原因につながる手がかりを検査で探し出す、高度な医療機器を医師に代わって扱う、けがや病気で思うように動けなくなった人がその人らしく生きるための手助けをするなど、各職業の実際について学んだ。
実際の物品を使った模擬採血や内服薬を個包装する錠剤分包機、リハビリ用装具の着用など、専門分野に関連した体験の時間も設けられ、生徒たちは興味のある事柄を時間まで楽しく体験した。
1年生で唯一参加した学彩探究科2組の山﨑千晴さんは「医療関係の仕事に興味があったので参加しました。まだ具体的な目標はないのですが、さまざまな職種の特徴とそれらが一体となっていること、模擬採血など普段できないような経験はとても勉強になったし、楽しかった」と話した。
(2026年8月21日付紙面より)