「新宮市二十歳の集い」が4日、新宮市の丹鶴ホールであった。振り袖やはかま、スーツ姿の220人が出席。保護者や来賓の祝福を受け、大人としての責任の自覚を新たにした。
新宮市、新宮市教育委員会、新宮市公民館の主催。成人年齢が18歳に引き下げられたことに伴い、2023年に成人式から名称を変えて毎年行っている。今回の市内の対象者は256人だった。
速水盛康教育長は開会の辞で、20年前の出来事に言及。時代は変わってもふるさとは変わらないと話した。「皆さんは市にとって、かけがえのない一人。若い力は地方を切り開く。ふるさとをつくる主人公」と呼びかけた。「今日を節目にふるさとに誇りを持ち、人生を切り開いて。健康や活躍、多幸を祈念する」と語った。
上田勝之市長は式辞で、出席者を祝福。「社会生活で厳しい現実に直面することもあると思うが、困難を成長のチャンスと捉えてチャレンジし、成長につなげて」と激励した。「責任を持って世のため人のために行動を。良い時も苦しい時も皆さんを応援します。未来に幸多からんことを願う」と結んだ。
濱口太史県議会議員、東原伸也市議会議長が来賓として祝辞を述べたほか、宮﨑泉県知事のメッセージも紹介された。
これらを受け、出席者を代表して向井陽紀さんが「二十歳の言葉」を発表。「人生の節目を迎え責任感も増し、今後についても深く考える時期であることを実感し、身の引き締まる思い」と力を込めた。
同じく20歳を迎えた出席者に対し「(今後の人生で)何かを見失いかけても、ふるさとのことを忘れないで」と伝えた。「両親をはじめ私たちに関わってくださった皆さん、本当にありがとう。これからもよろしくお願いします」と締めくくった。
市の出身者で人気アニメも手がけた作曲家の平野義久さんによる、対談形式の「二十歳の皆様へのはなむけ」もあった。
(2026年1月6日付紙面より)