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関係者が一堂に会して情報共有した=26日、熊野那智大社社務所
事故なく盛大に斎行を
「那智の扇祭り」前に会合

 熊野那智大社大祭「那智の扇祭り(火祭)」が7月14日(火)に営まれるのを前に、同大社社務所で26日、男成洋三宮司をはじめ関係者が一堂に会した会合が開かれた。年に1度の重儀で、国の重要無形民俗文化財でもある大祭を安全・円滑に執り行うため、万全の態勢で迎えられるよう駐車場確保や交通、救護などについて話し合った。

 会合には那智の扇祭り保存会、扇指や神役奉仕者など関係機関から約40人が出席。斎行概要や警備、参列者受け付け、直会、駐車場、交通整理などについて情報共有した。

 祭り当日は、例年通り「御本社大前の儀」、地元市野々小学校の児童による「大和舞(稚児舞)」、那智田楽保存会による「那智の田楽」を予定。午後は「御田植式」に始まって「渡御祭」を斎行、扇神輿(おうぎみこし)12体、大たいまつ12本、子の使い、馬扇が出立する。

 当日の交通について、那智山の「那智黒亭みむろ」の駐車場が満車になる頃を目安に、午前10時30分~午後3時に自家用車の車両整理を行う。臨時駐車場として▽大門坂駐車場▽那智ねぼけ堂第2駐車場▽旧やたがらすの湯―を借りており、熊野御坊南海バス運行のシャトルバスが出る。

 扇指奉仕者は市野々地区に加えて▽南紀くろしお商工会▽那智勝浦観光機構▽紀州勝浦漁業協同組合▽熊野御坊南海バス株式会社▽木原造林株式会社▽和歌山県農業協同組合みくまの地域本部▽宇久井神社氏子中。昨年に続き、代表組頭は片山徹さん、組頭は地庵晋司さん、裏敏行さん、山田智也さん、森和人さんが務める。

 男成宮司は、毎年大きな問題もなく滞りなく祭りが斎行できていることに感謝するとともに「平日開催ではありますが、国内外からたくさんの人が見に来てくださる。事故のないように」と盛会を願った。

(2026年6月28日付紙面より)


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ピンポン球入れに挑戦する児童=26日、新宮市立三輪崎小学校
学校 チャレランのゲームを楽しむ
児童会主体の全校行事
三輪崎小
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 新宮市立三輪崎小学校(竹本明央校長)で26日、児童会の企画「チャレンジランキング(チャレラン)」があった。全校児童344人が校内を回り、4年生以上の児童がクラスごとに考えたゲーム全14種目を楽しんだ。

 チャレランは、児童たちがさまざまなゲームに挑戦し、記録やランキングを競う活動。ゲームを企画・運営することで自主性を育み、学年、学級を超えた交流を目的に毎年開催している。本年度は小田蒼斗児童会長が先頭に立ち、児童会がまとめて実行した。

 4~6年生は、体育館や教室にそれぞれが考えたゲームの会場を設置。前後半で交代して会場運営の「お店番」と「お客さん」を楽しみ、1~3年生はお客さんとして校内を巡った。

 水の入ったペットボトルを投げて立てる「ペットボトルフリップ」やストップウオッチを10秒で止める「ピタ止め」、手探りで箱の中身を当てる「はてなボックス」など、楽しいゲームが並び、児童たちは「どれから回ろうか」と話も弾んだ。

 廊下には店番をする児童たちの「面白いよ、やっていきませんか」「今なら空いてますよ」など呼び込みの声が聞こえた。

 終了後は各ゲームランキング1位の児童の名前が放送で紹介され、教室では大きな歓声が湧き上がった。

(2026年6月28日付紙面より)

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移住定住業務を続けてきた「地域おこし協力隊」の三浦萌さん(左)と守部結子さん=紀宝町鵜殿のきほう健康ぷらざ
地域 移住の架け橋これからも
協力隊2人がコーディネーターへ
紀宝町
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紀伊半島大水害
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災害
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 紀宝町で2023年度から委嘱している「地域おこし協力隊」の三浦萌さんと守部結子さんが3年間にわたり、移住の架け橋として活動を続けてきた。空き家の掘り起こし、空き家所有者へのアプローチをはじめ、24年度に設置した「紀宝町移住定住サポートデスク」で空き家バンク事業、移住定住相談などの窓口業務を担ってきた。昨年度は各種支援制度を活用し、51世帯79人が町に移住した。

 2人は4カ月かけて町内全域の空き家調査に取り組み、空き家バンク登録数は1年目の23年度に16件だったが、翌年度は24件、昨年度は43件に増えた。

 新たに空き家バンク登録の家屋改修見学会、不要家財譲渡会を開催。移住定住専門サイトを立ち上げるなど、3年間の活動でさまざまな成果を上げた。

 間もなく任期満了を迎えるが、「移住定住コーディネーター」として引き続き、移住定住の業務に取り組んでいく。

 きほう健康ぷらざ内の移住定住サポートデスクを拠点に、空き家バンクの相談窓口、お試し住宅、移住定住の相談窓口などの業務に当たる。移住者交流会、移住体験ツアー、各種イベントの企画・運営も行っていくという。

 空き家調査について三浦さんは「最初は不動産屋にポイントを教わり、なんとなく自分たちで分かるようになってきた。

未経験で専門外だったが、自分が成長していくのが分かった。区長さんらに話を伺ったりし、一緒に回ってくれた人もいた。空き家相談会は9回実施し、認知度が上がってきたと思う」と振り返った。

 「紀伊半島水害を経験して防災の意識が高く、安心感がすごくある。災害時にどう行動するか危機感を持てるようになった。町民さんたちと日々、コミュニケーションを取っているので情報共有できている。移住して良かった」と話した。

 守部さんは「紀宝暮らし団欒(だんらん)ツアーを開催し、参加者からは『移住の候補地が増えた』などの感想があった。関係人口が増えていると感じる」と語った️。

 「川がきれいで、移住者の私にもウエルカム。祭りの準備にも呼んでもらった。町民の温かさを感じ、このまま町に住んでコーディネーターとして続けていきたい」と笑顔を見せた。

 町では、今後も婚活や新婚世帯、子育て、教育、若者定住、高齢者など幅広い世代への支援や受け入れ体制の強化に向けた施策を進め、人口減少対策を図っていくとしている。

(2026年6月28日付紙面より)

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