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一定期間の医療センター勤務で奨学金返還が免除=15日、新宮市蜂伏
未来の看護師に奨学金
医療セ勤務で返還免除
新宮市

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なぎ看護学校
 新宮市は、看護師や助産師として市立医療センターに就職を希望する学生に奨学金を貸し付ける「市立医療センター奨学金貸付」の募集を7月1日(水)から開始する。赤字や看護師不足が生じている同センターの改善策の一つで、卒業後すぐに同センターで貸付期間以上の勤務をするなどの条件を満たせば、返還が免除される。

 同センターは看護師不足により2024年4月より、6階病棟50床を休止。市はこれが経営悪化の一因と分析している。同奨学金事業は6階の休止に先立ち、19年度から貸し付けを開始。これまでに活用した19人を採用するなど、成果を上げている。他にも看護師不足の解消を目指し、離職率改善に取り組んでいるほか、外国人ナースエイド(看護助手)も導入すべく準備を進めている。

 同奨学金事業の対象者は、看護師または助産師を養成する学校に在学中または27年4月に入学予定の人で、卒業後すぐに同センターで勤務する人。県立なぎ看護学校でなくても問題はなく、例えば看護大学などでも受けられる。

 対象人数は10人以内。貸し付けの金額は月額5万円で、貸し付けの期間は26年10月から正規の修学年限が終わるまでの期間。ただし27年4月に入学予定の人は同年同月からとなる。

 疾病その他の理由で休学した際は貸し付けを停止する。退学などの場合は貸し付けを取り消す。取り消されたり、貸し付け終了後に同センターに就職しなかったり、貸付期間に満たずに同センターを退職した場合は、3カ月以内に全額を返還してもらう。

 申請の期間は7月1日から7月21日(火)まで。面接も行う。「看護師や助産師は、とてもやりがいのある地域を支える大切な仕事です。一緒に働きましょう」と呼びかけている。問い合わせは同センター(電話0735・31・3333)まで。

(2026年6月19日付紙面より)


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生演奏を響かせる連弾グループAire+の皆さん=15日、串本町立橋杭小学校
学校 プロによる生演奏に親しむ
橋杭小で「お出かけ音楽会」
串本町
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串本小
台風
 串本町立橋杭小学校(岡㟢昌美校長、児童21人)で15日、コンサート「お出かけ音楽会」があり全校児童教職員がプロによる生演奏に親しむ機会を得た。

 この音楽会は県と一般財団法人和歌山県文化振興財団が主催。県文化振興事業の一環で、感受性が豊かな幼少期の園児、児童、生徒へ生の音楽に触れる機会を届けて想像力や創造力、情操の育成を図り、ひいては将来の文化活動の担い手づくりを目的として県内の小学校、幼稚園・保育所(園)、特別支援学校を対象にして順次開いている。

 実施は依頼制となっていて、本年度は163件の依頼があり実施の限界を見据えた選考により61施設で開く計画となっている。橋杭小串本小との統合により次年度からくしもと小学校(仮称)となることが決まっていて、児童の思い出づくりという観点で依頼。無事に実施先の一つに選ばれ、この日開かれるに至った。

 この日来校したのは連弾グループAire+(アイレプラス)の滝浪ゆかり代表、細尾和代さん、吉田紗知さんで、3人ともピアノ奏者。橋杭小は全校児童教職員で鑑賞するとして来校を歓迎し、3人は連弾や6手連弾、フルートや太鼓やトライアングル、トーンチャイムとピアノ以外の楽器も使って児童が聞き覚えのある楽曲やその変奏曲を中心にして奏でた。半ばでは澄んだ音色が響くトーンチャイムに触れる体験も。終盤では児童が踊れるという前情報を受けて滝浪代表が練習した楽曲「リビング・イン・カラー」を披露し、1年生は手拍子、4~6年生は振り付けを思い出し演奏に合わせて踊るなどして音楽を楽しんだ。

 児童は「知っているアニメの曲がたくさんあって楽しかった」「いろいろな曲を弾けるのはすごいなと思った」「今日の音楽会は楽しくてわくわくした」と感想を伝えて実施に感謝した。同財団によると、この日は橋杭小とともに台風6号の影響で延期になっていた社会福祉法人杉の子会上野山こども園でもお出かけ音楽会を実施したという。

(2026年6月19日付紙面より)

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熊野川で操船方法を学ぶ=17日、紀宝町北桧杖
地域 合同で操船、救助訓練
遊泳シーズンでの水難事故に備え
紀宝町
 出水期や遊泳シーズンにおける水難事故に備え、紀宝町は17日、同町北桧杖の熊野川で操船と救助訓練を行った。町と熊野市消防署、紀宝警察署、熊野警察署、尾鷲警察署、県警察本部機動隊が参加し、50人が操船と人命救助の技術を学んだ。

 町では、2011年9月の紀伊半島水害で河川が氾濫するなどして1000軒以上の家屋が浸水。特に熊野川支流の相野谷川流域では、家屋2階の高さにまで水が達し、3日深夜から4日朝にかけて、町、警察、消防がボートなどで住民約250人を救助した。熊野川流域でも自衛隊のヘリによる救出活動が行われた。

 訓練は救助活動の迅速化や関係機関との連携強化を図ることが狙いで、毎年継続して実施している。

 訓練に先立ち、町の稲葉祐二特別参与は「訓練を通じて操船方法、救助方法を習熟していただき、今後の業務に生かしてほしい」と呼びかけた。

 講師で「熊野川体感塾」塾長の谷上嘉一さんは「船の先を上流に向けて流れを利用して」とアドバイス。乗船前に必ず、破損や変形、水漏れがないか点検し、装備品を確認するよう求めた。エンジンは燃料を間違えないよう注意した。

 離岸時に気を付けるようアドバイスを受けた参加者は、スラローム航行や急流での静止操作など操船の技術を学び、船からの救出訓練に取り組んだ。

(2026年6月19日付紙面より)

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