任期満了(5月19日)に伴う那智勝浦町長選挙の投開票が26日に行われ、無所属現職の堀順一郎氏(67)=自民党推薦=が無所属新人で元町議会議員の荒尾典男氏(71)との一騎打ちを制し、3選を果たした。2期8年の実績と今後のまちづくりの方向性を訴えてきた堀氏が引き続き町政のかじ取りを担うこととなり「次の4年間、未来を託していただいた。その期待に応えられるように」とかぶとの緒を締めた。
当日有権者数は1万1415人(男5296人、女6119人)で、投票者数は6518人(男2942人、女3576人)。投票率は57・10%で、前回(2022年)を9・52㌽下回った。
開票は午後8時から町体育文化会館で行われ、両陣営の関係者が見守る中で作業が進められた。同9️時に確定し、堀氏4110票、荒尾氏2327票だった。
選挙戦では、町政の継続か刷新かが主な争点となった。堀氏は町民の安心安全のために取り組んできたと支持を訴えてきた。今後4年間の公約として、安心安全のまちづくりや産業振興による経済対策、子育て支援、高齢者支援の充実などを掲げた。
当選の知らせを受けた堀氏は選挙事務所で支持者と万歳三唱。新宮市の上田勝之市長、紀宝町の向井美樹也町長らも祝いに駆け付け、喜びを分かち合った。
堀氏は「声なき声に耳を傾け、公平・公正の町政を進めたい️。那智勝浦町に住んで良かったと思ってもらえるよう、さまざまな政策を具体化させたい」と力を込めた。
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■「健全な財政運営を」
荒尾氏は町政の刷新を掲げて選挙戦に臨み、地域課題や住民目線の施策を訴えるなど健闘したが、及ばなかった。
「応援していただいた皆さまに申し訳ない。力足らずな私の責任」と話し、これからの町政に「健全な財政運営を」と期待を寄せた。
(2026年4月28日付紙面より)