熊野地方の熊野川流域で1日、アユ漁が解禁された。待ちわびていた多くの釣り人たちが熊野川各地にある漁のポイントを訪れ、シーズンの到来を喜んだ。
例年6月1日に解禁されている。晴天に恵まれた熊野川支流の赤木川沿いには、県内外ナンバーの自動車が止まり、釣り人が生きたアユをおとりにして釣り上げる伝統的な漁法「友釣り」を楽しんでいた。
熊野川漁業協同組合(大嶋邦嗣代表理事組合長)では、4月に新宮市や田辺市本宮町の熊野川支流4カ所で稚アユ計2㌧を放流しており、赤木川でも放流を行っている。
新宮市内から来たという島田栄さん(59)は「毎年この日を楽しみにしている。今日は早朝から出てきたので午後3時ぐらいまでには帰るつもりだが、目標の数を釣ったらそこで終わろうと思う。明日以降は台風の影響でアユの餌になるコケが川底の石から流れてしまうから、次に来るのは2週間後ぐらいになるだろう。秋までじっくり楽しみたい」と話していた。
(2026年6月2日付紙面より)
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