原水爆禁止国民平和大行進和歌山―広島コースが26日、古座川町と串本町を通過した。串本町では原水爆禁止串本町協議会(西野政和会長)が行事を実施して参加を後押し。コース横断幕を先頭にして約30人が行進し、核兵器廃絶の願いを行動にしてアピールするなどした。
原水爆禁止世界大会の会場地へ向け、全国規模で進行する同大行進。その和歌山~広島コースは7日に橋本市を出発し、まずは和歌山県の30市町村を経由する流れで進行するさなかにある。
同協議会は1957年、核兵器の廃絶を願う形の一つとして当時の町長を会長として発足し、その翌年から始まった同大行進とともに歩く機運の醸成にも献身している。この日は69回目の通過直前に町文化センターでコンサート「平和の歌声」を開いて参加を誘い、その盛り上がりを出発集会へ引き継いだ。
出発集会では西野会長は昨今の情勢を振り返って思うところを掲げ、核抑止への依存という破滅の道へ進むことを阻止するためには国内外で広く世論を高めるしかないとし「串本町では60年以上前から平和行進が行われ、町を挙げた取り組みの歴史がある。その伝統を受け継ぎ、戦争や核兵器のない世界をつくるために力を合わせよう」とあいさつ。町を代表して田嶋勝正町長と佐藤武治県議会議員が激励し、決意表明やアピール案の採択、歌「青い空は」の斉唱などを経て、コース横断幕を先頭にして行進が始まった。同センターを発着場所とし、国道42号~駅前本通り~商栄会通り(きのくに信用金庫串本支店付近)~国道42号を経由するルートを進行して往来する歩行者やドライバー、注目する住民らに行動の目的をアピールした。
古座川町では串本町に先行して広報車両による進行が原水爆禁止新宮・東牟婁協議会により行われた。以降も同協議会により、27日午後5時15分から太地町公民館前、28日(木)午後5時15分から那智勝浦町役場前、29日(金)午後2時から北山村民会館前、同日午後5時30分から新宮市役所前でそれぞれ出発集会~行進があり、6月8日(月)に三重県へ同横断幕が引き継がれる予定となっている。
(2026年5月28日付紙面より)
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