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車両に乗り込んで巡回に出発=18日、太地町の特別警戒本部現地警戒所
捕鯨を巡るトラブル防止
県警が現地警戒所を開所
太地町

 太地町で小型鯨類追い込み漁が9月1日(火)から解禁されるのを前に、和歌山県警警備企画課と新宮警察署は18日、同町多目的センター横の敷地内で「特別警戒本部現地警戒所」の開所式を行った。漁期後の来年3月上旬ごろまで、24時間態勢で警察官が常駐し、捕鯨を巡るトラブル防止と治安維持に当たる。

 本格的な警戒・対策を開始して今年で16年目。これまでに活動家とみられる者による抗議、街宣、要望活動は確認されている。昨年は特に混乱はなく、逮捕事案などもなかったが、県警では国内外の反捕鯨活動の情勢に鑑み、今後も警戒を続けていくという。

 漁期間中は安全パトロール班のメンバーが24時間態勢で交代しながら勤務、トラブル防止に目を光らせる。

 開所式で、町特別警戒本部の山田守孝本部長(和歌山県警察本部警備部長)が訓示。依然国内外ではイルカ漁などを巡る抗議活動はピーク時に比べて沈静化の傾向にあるが、引き続き緊張感を持って警戒に当たっていくことを強調。①危機意識・警戒意識の向上②関係機関との連携強化③捕鯨問題への対応―を示し、各警察官に「合理的、効果的な対策はないかなど意見具申を。全員が一丸となって目的を達成できるように」と求めた。

 この後、警察官らはパトカーなどの車両に乗り込んで巡回に出発。半年以上にわたる警備活動を開始した。




(2026年8月20日付紙面より)


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記事一覧

開店と同時ににぎわう店内=18日、那智勝浦町の「熊野のめざめ」
地域 熊野牛と夏野菜のカレー
第2回「なちかつ食堂」
那智勝浦町
【この記事のキーワード】
勝浦小
 那智勝浦町朝日にある「熊野のめざめ」で18日、子ども食堂「なちかつ食堂」が開かれた。2回目となる今回は、地元精肉店から熊野牛と、地元農家が育てた夏野菜をふんだんに使ったカレーを提供した。

 〝食でつながる地域食堂〟をテーマに「なちかつ地域食堂実行委員会」(片原湖太郎委員長)が今年6月にオープンさせた。初回は生マグロの町・那智勝浦町を代表するマグロ丼を提供し、78人に地元の食文化を再確認してもらった。

 今回は、町内で長く親しまれている田中精肉店から熊野牛、松本農園からカボチャ、ナス、オクラが提供され、具だくさんのカレーが作られた。また勝浦小学校前近くの正念寺からはお菓子が寄せられた。

 午後5時30分のオープン前から行列ができ、開店と同時に満席。地元の食材をふんだんに使った一杯に舌鼓を打った。油を海に流さないという環境に配慮した取り組みとして店側が来店者へ、食後は新聞紙で食器の油を拭き取ってもらうよう呼びかけた。

 実行委員会は、子どもや地域の人が、食を通じて緩やかにつながる場所を目指している。無理なく活動を続けていくため、食材の提供、運営協力への寄付、準備、配膳、片付けなどのボランティアといった支援を呼びかけている。

(2026年8月20日付紙面より)

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ホールケーキの作り方を実演で紹介する清水康生さん=18日、串本町姫の旧養春小学校
地域 夢語り合いイメージを形に
イベント「第11回夢ケーキ」
串本町
【この記事のキーワード】
旧養春小
高池小
養春小
 串本町姫にある洋菓子店「セ・ラ・セゾン和歌山串本養春店」(中野博昭店長)が18日、養春小学校でイベント「第11回親子で創ろう!夢ケーキ」を開き、家族があらかじめ考えたイメージに沿ってホールケーキ作りに取り組んだ。

 同町教育委員会が後援する夏休み恒例の企画。中湊出身で同店の母体・有限会社セ・ラ・セゾンの代表取締役を務める清水康生さん(66)がNPO法人ドリームケーキプロジェクトの趣旨に沿って計画し、今回も町内から20組、近隣市町村から5組のこども園年長児以上の親子または家族を対象にしケーキ一つに付き1000円(税込み)と参加費を設定して先着順で事前の申し込みを受け付けた。

 今回も定員いっぱいの申し込みを得て開会を迎えた。清水さんら同社パティシエ陣のあいさつを経て、清水さんが生クリームと各種フルーツを使った直径12㌢のホールケーキ作りを実演。フルーツと別に準備した各種トッピング素材の使い方を紹介した。

 その後は各組単位で自分流のケーキ作りに挑戦。今回参加した子どもの年齢層はこども園年長児~小学生で、家族の一部はあらかじめデコレーション用の菓子を持ち込み清水さんらパティシエ陣4人にこつを教わりつつ思い描いたホールケーキを形にした。

 普段から家庭でクッキーなどの菓子作りをしていているという増山咲季さん(高池小5年)は「去年、クリスマスケーキを作ったので今日は余裕で取り組めた。難しいところは特になくて、思い通りにいけたと思う。作ったケーキは家族で味わいます」と取り組んだ印象を語った。

 家族で夢を語り合い、家族と協力して作り、家族で味わう。3度の楽しみを過程にして回を重ねているこのイベント。清水さんはノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサの思想「平和は家庭から広がる」を回顧し、この取り組みが家族の団らんの一助となりその思想が伝わることを期待して子どもらの挑戦とその経験を後押しした。

(2026年8月20日付紙面より)

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