近畿大学附属新宮高校・中学校(松田頼義校長)で8日、高校1年生を対象にした大学入試講演会があった。近畿大学入学センターの屋木清孝さんが講師を務め、「夢実現に向けて」を演題とした。133人が受講、将来像から逆算する進路目標の立て方を学んだ。
進学意識を高め、目標に向かい努力する姿勢を育成することを目的に開催。生徒とは別に保護者向けの講演会も行った。
屋木さんは、有名予備校で26年勤めた経験を基に、大学受験で結果を出せる生徒と出せない生徒の違いを力説。「大好きな人を幸せにしたり父母に恩返ししたりするのは、大学に入った時ではなく卒業した後。ゴールは将来であり夢。ゴールから逆算して行動を起こす者が結果を出す」と語った。
大学と就職の関係性にも言及。「いろいろなものを蓄えて社会に出ると、初任給に差がつく」と呼びかけた。現在の就職決定率が約98%であることを紹介。「誰でも行ける大学に行っても98%。でも難関大学に行ったら、一生勤める会社に行ける可能性がぐっと高くなる。逆なら3年以内に辞める会社の可能性が高くなる」と伝えた。
「未来に何をやりたいか、どういう仕事をしたいかを、何となくでもいいから決めたら、どの学部に行くべきか、それには文系、理系を選ぶべきかが定まってくる」と力説した。「高2で志望校を口に出して行っている人間が一番通りやすい」「受験校対策を高2の3学期に。3年生では間に合わない」なども述べた。
「大きな夢を持って。なりたいを超えてやりたいまで。適性など後からついてくる。未来のイメージがあるから夢がかなう。自分にできる最大のジャンプを。そのためには将来の夢から逆算を」と結んだ。
(2026年5月10日付紙面より)
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