御浜町阿田和の観光案内所「七里御浜ツーリストインフォメーションセンター(TIC)」で、ナウル共和国の観光案内が始まった。同国の観光案内業務が行われるのは日本初だという。
同国は太平洋南西部にある島国で、面積は東京都品川区とほぼ同じ。御浜町とは大阪・関西万博がきっかけとなり、広報連携協定を結んだつながりがある。
センターでは16日、ナウル政府観光局日本事務所の芳賀達也所長を迎え、観光案内研修が行われた。センターは御浜町だけでなく、近隣市町村を含めた広域での案内も可能な観光案内所だが、他国の観光案内は初めての試みだという。
研修ではナウル共和国の歴史、国民性島の地理、見どころ、食事、実際にナウル共和国へ行くための手順などを職員が学んだ。渡航には査証(ビザ)が必要なこと、ナウル航空は遅延や予定より早く出発することがあるため、前後の乗り継ぎ便には十分な余裕を持つこと、ゆとりを持った旅程で計画することなどをポイントとして教わったという。
週末の17、18日には交流サイト(SNS)の投稿やテレビ放送を見た観光客らが30人以上、訪れたという。センターには大阪・関西万博で誕生したナウルくん1号(特大パネル)と、万博ナウルパビリオンで実際に使われていたスタンプが期間限定で展示されている。
観光案内所を運営する、ツーリズムみはまの辻本安芸さんは「SNSがつないでくれたご縁から広報連携がスタートしましたが、御浜町という場所にナウルコラボの場所ができたことで、御浜を訪れるきっかけとなればうれしいです。美しい海やおいしいミカンを知っていただくきっかけとなり、御浜町のファンを増やしていきたい」と話していた。
(2026年1月24日付紙面より)
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