串本町潮岬にある私設図書館「かんりん文庫」(梅﨑百合子代表)が25日、作家のとよたかずひこさんを招き2会場で順次えほんライブを開いた。
国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金」の助成を受けて計画。潮岬公民館2階で第1部「ももんちゃんとあそぼうinかんりん文庫」、町図書館2階で第2部「ちいさいひとたちへの応援歌」を順次開くとし、子どもとその家族らを対象にして予約を誘った。
第1部には子どもやその家族ら約60人が参加し、とよたさんは自作の紙芝居や絵本を読み聞かせで披露しつつ、どのような視点でその物語を考えたかを伝えた。物語が絵本などの商品になるまでの過程や価格の取り分の内訳、自作の読み聞かせを受けた中学生からの感想などのエピソードも話題に。「絵で語れば文字は少なくて済む。そこが児童文学と違うところ。絵本は後の文字の獲得につながってくれればいいなというきっかけづくりで、とよたの絵本はメッセージ性がなくすぐ読めるよう作っている。空いた時間にその世界を親子で楽しんでもらえれば」「絵本は父母が楽しむことがとても大事で、極端に言えば(子どもと一緒に見るのは)父母が好きな絵本でいい。好きならそれを子どもに伝えられるし、そんな感じの楽な姿勢で読み聞かせを楽しんでほしい」といった思いもこの機会に託すなどした。
とよたさんは、町図書館が100冊以上の絵本を所蔵しているなど利用者になじみ深い作家の一人。梅﨑代表によると第2部も約60人と定員を超え、可能な限り受け入れる形で実施したという。
(2026年1月29日付紙面より)
もっと見る
折たたむ
別窓で見る