紀宝町立鵜殿小学校(竹本靖史校長)の4年生48人が3日、町生涯学習センター「まなびの郷」で学年活動に取り組んだ。保護者を招き、かるた大会「カルタDE都道府県」を開催した。会場には笑顔と笑い声があふれ、親子で白熱した取り札合戦を繰り広げた。
学年活動は、子どもと保護者が一緒に学ぶ機会として毎年実施。4年生は社会科で都道府県を学習していることを踏まえ、児童が1人1枚ずつオリジナルかるたを手作り。5月上旬から準備を始め、都道府県名と地図を記したかるたを描いた。
大会は「まなびの郷」きらめきホールで行われ、児童チーム2組と保護者チーム2組が総当たりで対戦。広げられた巨大かるたを前に、児童も保護者も目を輝かせながら、札探しに集中した。
「まがりみち のぼって有名な こうやさん(和歌山県)」「ライオンが たくさんいるぞ てんのうじ(大阪府)」「やっと行く いずも大社は 有名だ(島根県)」「小さいが とってもおいしい きびだんご(岡山県)」などと読み上げられるたび、中央のかるたに向かって勢いよく走り、素早く手を伸ばした。
「頑張れ!」と声援が飛び、「ここだ!」「あった!」「すごい!」と元気な声が会場を包んだ。取り札が決まるたびに拍手が響いた。
(2025年7月6日付紙面より)
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