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末社参りに参加した皆さん=17日、熊野速玉大社
業界繁栄や安泰祈る
旧正月恒例の末社参り
新宮木協

 新宮木材協同組合(植松浩理事長)は今年の旧正月に当たる17日、「末社参り」を行った。組合員らが熊野速玉大社阿須賀神社などを巡り、木材業界の繁栄や安泰を祈願した。

 旧正月に合わせた毎年恒例の行事で、明治時代中期から続いているという。同組合の14人に加え、熊野スギを使った酒造りに取り組む尾﨑酒造株式会社と国立森林総合研究所からも8人が参加した。

 まずは同大社での年頭祈願祭に臨み、玉串をささげ祈った。上野顯宮司はあいさつで、木に代表される自然の恵みを脅威も含めて神と捉える神道の考え方を紹介。日本の木の文化を「その精華」と表現した。

 「(切り倒した木を材木として)新たな命を与える、日本のなくしてはならない文化を大事にしたい。御燈祭(おとうまつ)りの松明(たいまつ)や御船祭(みふねまつり)の早船も木が関わり、支えられている。今後も発展とお力添えを」と語った。

 植松理事長は「まずは新年を無事に迎えられたことに感謝し、業界の繁栄と安泰、組合員の健康と多幸、事業所の発展を祈願した」と話した。

 熊野スギを使った酒の開発にも言及。「木のまち新宮の起爆剤となる取り組み。一日も早い商品化を願っている」と述べた。

 参加者は続いて紀宝町鮒田の牛鼻神社、同町成川の中村神社、同町鵜殿の烏止野(うどの)神社、新宮市の阿須賀神社を参拝。最後に一部の組合員で恒例の「どじょう汁」を食べて親睦を深めた。

(2026年2月19日付紙面より)


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古座川を水源にしてホース延長を進める団員=15日、古座川町蔵土
地域 送水・伝達・放水を実践
消防団が蔵土で実働訓練
古座川町
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消防本部
 古座川町消防団(樫原一好団長)が15日、蔵土(くろづ)多目的広場一帯で本年度の実働訓練に取り組んだ。

 この訓練は、町の安全と安心を守る団員の技術向上を目的として年1回実施。前年度に実施する時期を秋から冬へと変更するなど、当日の出席率を増す工夫をして回を重ねている。

 この日は団員42人が出席。始めるに当たって大屋一成町長と樫原団長が激励し、以降は串本町消防本部の古座消防署と七川分駐所の職員に指導を求めて訓練項目に臨んだ。

 今回は同広場そばの古座川を水源とし▽河原での水平送水▽既設スロープを用いて河原から広場へ垂直送水▽斜面を経由する最短経路で河原から広場へ垂直送水―といった課題が職員から提示された。団員は7人組6班に分かれ、いずれかの課題を選んで放水するために必要な段取りを考え実践して放水した。職員は団員が考えた段取りに対して都度指導を注ぐ形で技術向上を促した。

 可搬型の小型ポンプを川辺へ運び込んで始動し、ホース数本を連結。距離は100㍍前後となり、ホース沿いの要所へ団員を配置し目視や大声で筒先まで見通せない場所にいる機関員へ送水の指示を伝達し放水した。

 配備している可搬型の小型ポンプで実用可能な水圧を保てる距離はホース10本分(200㍍)。それ以上の延長をする場合は間に同ポンプを挟む必要が伴う。その要領も一部団員の中で話題に上がったが、その実践は今後の訓練計画に託す形となった。今回の訓練は目視と声を伝達の手段としたが、車載のトランシーバーもその手段になるとし分団内だけでなく分団間でも送受できるよう機種を統一する課題協議も進められた。

(2026年2月19日付紙面より)

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「浦安の舞」を奉納する巫女たち=17日、那智勝浦町の熊野那智大社
祭礼 熊野の神に感謝と祈りささげ
熊野那智大社で「祈年祭」
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熊野那智大社
祈年祭
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祭祀
神事
 那智勝浦町の熊野那智大社(男成洋三宮司)で17日、「祈年祭」が営まれた。熊野那智大社の責任役員、塩﨑陽さんと献穀講員3人が参列、熊野の神に実りへの感謝の念を贈り五穀豊穣(ほうじょう)を祈った。

 「としごいのまつり」ともいい、古くから定められた国家祭祀(さいし)が起源。旧暦2月4日に行われていたが1873(明治6)年の改暦後は17日となった。

 11月の新嘗祭(にいなめさい)と対になる祭りで、日本列島各地で神々に食べ物やささげ物を奉り、豊かな実りに感謝し人々の幸せを祈る祭祀・儀礼が行われている。

 同大社では、男成宮司が神饌(しんせん)を供えた拝殿で祝詞を奏上。巫女(みこ)が神楽「浦安の舞」を奉納し、参列者らが玉串をささげ、春の訪れや農作物の豊かな実りに感謝した。

 神事を終え、男成宮司は「毎年のご奉納に対し、感謝を申し上げます。今年は非常に雨が少なく、秋への影響が懸念されますが、多くの実りを収穫できることを祈念しております」とあいさつした。

 その後、別宮「飛瀧(ひろう)神社」でも同様に神事が斎行された。

(2026年2月19日付紙面より)

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