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新たな制服と校旗を披露する新宮高校生徒会=4日、和歌山県立新宮高校
統合控え最後の会議
新・新宮高校再編協議会
制服と校旗の披露も

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新宮高
新翔高
 来年度の統合を控え、新宮高校と新翔高校の両校学校運営協議会委員による再編整備協議会の最後の会議が4日、新宮高校であった。委員14人が出席。制服や校旗、統合後の運営について確認したほか、4月7日(火)に予定する開校式などについて説明を受けた。

 両校は新校名を「新宮高校」として4月に統合を予定。▽学彩探究科▽普通科▽総合学科▽定時制課程昼間部▽定時制課程夜間部▽通信制課程―で再編する。

 開会に当たり、西哉素史・新宮高校学校運営協議会長があいさつ。「正直、(統合に)不安は多いが、神様は耐えられない試練は与えないというのであれば、きっと乗り越えられるであろう。今日で終わりではなく、今後もよろしくお願いします」と語った。

 続いて、濱口仁史・新翔高校学校運営協議会長もあいさつ。「新翔に関しては中身が変わるということもあり不安もたくさんあるが、入学する子どもらは楽しみや期待も大きいかと思う。手探りの部分もあろうが、期待に応えられる学校づくりを継続しなければ」と述べた。

 新宮高校生徒会が試着した制服と校旗の披露があった。3人が紺色のブレザー型で、スカートではなくスラックスも選択できる制服を着て登場した。紺地に金色刺しゅうの校章をあしらった校旗も広げて見せた。

 統合校の運営について教職員の担当者が▽教務規程▽生徒心得▽生徒会規定▽部活動規定―を報告した。統合後の生徒のアルバイトについて委員より「どうなるのか」との質問があった。担当者は「土日祝日は届け出制、平日は許可制とし、家計の助けなどを目的としたものは認めようとの話になっている。夜10時までに帰れる時間帯で考えている」と明かした。

 開校式では、「創立からの歩み」として映像を流すほか、新宮高校OBの厚意で弦楽四重奏を派遣してもらい、吹奏楽部と合同演奏をすることが伝えられた。新宮市の駅前本通り、丹鶴、仲之町の3商店街で毎年行われる活性化イベント「春よこい」で統合を祝い、ポスターでの周知や複数の関連企画を行ってもらえることも紹介があった。

(2026年2月6日付紙面より)


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津波避難タワーを視察する宮﨑泉和歌山県知事(右)=4日、那智勝浦町築地
地域 宮﨑泉知事が町内各地を視察
津波避難タワーや太田の郷へ
那智勝浦町
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防災施設
旧浦神小
浦神小
防災
 和歌山県の宮﨑泉知事が4日、那智勝浦町内の各施設を視察した。堀順一郎町長、今井善人東牟婁振興局長らの案内で津波避難タワー、浦神小学校のロケット公式見学場などを見て回り「これから楽しみの多い地域。観光客の受け入れ整備も進んでいるし、どんどん発展して、人口も増やさないといけない」と語った。

 堀町長からの要請を受けて実現した視察。宮﨑知事は串本町でのカイロスロケット3号機応援セレモニー後、那智勝浦町に出向いた。築地の津波避難タワーでは、担当者から施設の機能や役割について説明を受けながら最上階まで視察した。上階からは勝浦港を一望し、津波発生時の避難場所としての有効性を確認したほか、タワーを利用していた地元小学生とも言葉を交わすなど、地域に根付いた防災施設の活用状況を把握した。

 公式見学場では、高さ14・5㍍のロケットモニュメントや、わずか2㌔先から打ち上がるロケットを見学できる屋上からの風景を眺めた。

 交流センター「太田の郷」では、NPO法人太田の郷の大江清一会長から、立ち上げの流れや活動実績などを聞いた。減農薬・有機質肥料栽培で育てる地元ブランド米「太田のちから」や和歌山県産品種のイチゴ「まりひめ」、ジャムやみそなどの各種加工品の紹介もあった。

 宮﨑知事は「まりひめ」を試食し、強い甘みと程よい酸味のバランスに感心した様子を見せた。試食後には、同町苺(いちご)生産組合の畑下由美組合長に栽培方法や品質管理について質問するなど、熱心に耳を傾けていた。視察後、「紀南が発展しないと県全体が発展したとは言えないので、県としても頑張りたい」と話した。

(2026年2月6日付紙面より)

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引き継いだデカール(後列額装)とともに応援セレモニーに出席した皆さん=4日、串本町西向
地域 仕上がったデカール引き継ぐ
和歌山ロケット応援団から
スペースワン株式会社
 カイロスロケットを運用するスペースワン株式会社(豊田正和代表取締役社長)が4日、和歌山ロケット応援団(青木圭団長)と連携して展開している「地元メッセージ打上げプロジェクト」のデカールを引き継いだ。豊田社長は「和歌山県、串本町、那智勝浦町とスペースワンはまさに二人三脚」「カイロスとまちや日本の未来と位置付け、頂いた応援を大切にしスペースワン一同総力を上げて(事業を)進めてまいりたい」と応え、一連の協力に感謝した。

 同プロジェクトは射場「スペースポート紀伊」がある県内の人々のメッセージを宇宙へ届けるという内容で、同社は現地との接点が強い同団へメッセージの募集とデカールの作成の協力を要請。同団は昨年10月28日から約1カ月間をかけてメッセージを募集し、串本町西向にある宇宙ふれあいホールSora―Miru(ソラミル)来館者分も含めて1841件のメッセージを串本町、那智勝浦町、和歌山県が取り扱うロケット関係ロゴやスペースポート紀伊エンブレム上へ刻印したデカールを仕上げた。

 今月4日は同団主催の応援セレモニーがソラミルのスペースシアターであり、その中で完成したデカールを同社へ引き継いだ。青木団長と最初に家族ぐるみでメッセージを寄せた木村松寿さんがあいさつし、田嶋勝正・串本町長と堀順一郎・那智勝浦町長がメッセージの一部を披露。宮﨑泉知事も駆け付けて自身のメッセージと期待を寄せ、同団の西純世副団長、木村さんの次女・維歩さんと共に豊田社長ら社員へデカールを託した。豊田社長はサプライズで「カイロスからの手紙」を読み上げ、託した3人へ贈呈して感謝の意とした。

 カイロスロケット3号機は25日(水)午前11時~11時20分に打ち上げられる予定で、予備期間は26日(木)から3月25日(水)まで。デカールは同ロケット3号機固体燃料モーター3段目の外装へ写して打ち上げる想定となっていて、同ロケットの構成上その外装はおおむね第一宇宙速度に達すると予想される。

 同団はセレモニー以降、同団公式ホームページ(団体名で検索可)でデカールのデザイン公開を開始。同社から預かった「カイロスからの手紙」を近日中にソラミル内で展示するとしている。

(2026年2月6日付紙面より)

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