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きいちゃんの災害避難ゲームに取り組む=20日、新宮市立三輪崎小学校
事前準備の大切さ学ぶ
4年生が災害避難ゲームを体験
三輪崎小

 新宮市立三輪崎小学校(竹本明央校長️)の4年生52人が20日、「きいちゃんの災害避難ゲーム」を体験し、ゲームを通して、地震津波に対する事前準備の大切さを学んだ。

 4年生はこれまで、防災マップの作成や防災授業に取り組んでおり、今回は総合学習の一環で、和歌山県の「出張!減災教室」を活用した。

 出張教室は、今後発生する可能性が高いといわれている南海トラフ地震による津波からの避難、地震の激しい揺れに備えることが目的。地震や津波の基礎知識、家具固定の重要性、避難所運営などを学ぶことができる。

 「きいちゃんの災害避難ゲーム」は、楽しみながら実践的に学べる県オリジナルの防災学習ツール。「津波から逃げ切ろう!」と「みんなで協力して避難所運営しよう!」があり、今回は「津波から逃げ切ろう!」に取り組んだ。

 冬場の悪天候の早朝に南海トラフ地震が発生したと想定し、地震・津波災害時に避難場所にたどり着くまでの課題をクリアするゲーム。

 10チームで挑戦し「家具の下敷きになり、避難までに時間がかかった」「自宅が傾いて寝室から脱出までに時間がかかった」などをクリアしながら、30分で避難場所まで到着できるか試した。

 津波から逃げ切った残り時間や事前準備などで得られる防災ポイントをチーム間で競い、1回目は事前準備せず避難までに時間がかかったが、2回目は課題を見つけた上で準備し、多くのチームがスムーズな避難に成功した。

 ゲームを前に児童たちは、50㌢の津波に耐えられるかの実験映像を視聴。地震が発生したらすぐに逃げることも確認した。

(2026年1月24日付紙面より)


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滝つぼが凍った世界遺産・那智の滝=23日午前9時30分ごろ、那智勝浦町
地域 那智の滝、寒波で凍る
昨年より2週間ほど早く
熊野那智大社
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熊野那智大社
 猛烈な寒波が日本列島に襲来し、広い範囲で大雪となった。強い冬型の気圧配置の影響で、熊野地方でも寒さが一段と増し、那智勝浦町の世界遺産・那智の滝では23日朝、滝つぼが凍った。昨年より2週間ほど早い凍結となった。

 滝つぼは落水する場所を除くほとんどの水面が氷の膜で覆われ、滝の岩肌には水しぶきが氷となって張り付き、滝が白い雪化粧をしたような幻想的な光景を見せていた。

 熊野那智大社(男成洋三宮司)の神職が午前7時30分ごろ、滝つぼが凍っているのを確認。9時30分過ぎには、朝日を浴びた岩肌の氷がバリバリと大きな音を立てながら滝つぼに崩れ落ちていた。

 神職は「3日ほど前から気温が氷点下を記録し、水量も少ないので近いうちに凍るのではと思っていた」と話していた。

(2026年1月24日付紙面より)

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ナウル共和国の観光案内を始めた七里御浜ツーリストインフォメーションセンター。ナウル政府観光局日本事務所の芳賀達所長(右)と=16日、御浜町阿田和
観光 ナウル共和国の観光案内
大阪・関西万博をきっかけに
御浜町
 御浜町阿田和の観光案内所「七里御浜ツーリストインフォメーションセンター(TIC)」で、ナウル共和国の観光案内が始まった。同国の観光案内業務が行われるのは日本初だという。

 同国は太平洋南西部にある島国で、面積は東京都品川区とほぼ同じ。御浜町とは大阪・関西万博がきっかけとなり、広報連携協定を結んだつながりがある。

 センターでは16日、ナウル政府観光局日本事務所の芳賀達也所長を迎え、観光案内研修が行われた。センターは御浜町だけでなく、近隣市町村を含めた広域での案内も可能な観光案内所だが、他国の観光案内は初めての試みだという。

 研修ではナウル共和国の歴史、国民性島の地理、見どころ、食事、実際にナウル共和国へ行くための手順などを職員が学んだ。渡航には査証(ビザ)が必要なこと、ナウル航空は遅延や予定より早く出発することがあるため、前後の乗り継ぎ便には十分な余裕を持つこと、ゆとりを持った旅程で計画することなどをポイントとして教わったという。

 週末の17、18日には交流サイト(SNS)の投稿やテレビ放送を見た観光客らが30人以上、訪れたという。センターには大阪・関西万博で誕生したナウルくん1号(特大パネル)と、万博ナウルパビリオンで実際に使われていたスタンプが期間限定で展示されている。

 観光案内所を運営する、ツーリズムみはまの辻本安芸さんは「SNSがつないでくれたご縁から広報連携がスタートしましたが、御浜町という場所にナウルコラボの場所ができたことで、御浜を訪れるきっかけとなればうれしいです。美しい海やおいしいミカンを知っていただくきっかけとなり、御浜町のファンを増やしていきたい」と話していた。

(2026年1月24日付紙面より)

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