カイロスロケット3号機の打ち上げ予定日時が迫る9日、射場「スペースポート紀伊」の最至近に位置する串本町立田原小学校(海野富士子校長)が西向にある宇宙ふれあいホールSora―Miru(ソラミル)を見学して打ち上げへの期待を高めるなどした。
町が年長児と小中学生を対象にして実施している招待の一環。この施設は打ち上げがない日にもその臨場感が伝わるよう工夫された施設で、一般見学や教育旅行を前提とする一方で町の予算付けにより町内の子どもたちの教材としても活用が図られている。
同校は同ロケットの射点から直線距離で約2㌔の場所にあり、校区内の住民を迎えつつ校舎屋上から過去2回の打ち上げを見物した。今回の打ち上げは平日とあって同様に見物する予定。その瞬間に先駆けてソラミルを見学する形となった。
この日はスペースシアターがメンテナンス中で利用できず。代わりに町企画課の名田倍也課長が宇宙産業による地域振興を目指す同町を応援する公式サポーター「宇宙兄弟」に登場するキャラクターとなり、射点付近から見た同ロケットの打ち上げ(清水建設株式会社提供の映像)などを紹介した。
その後は館内見学で、2階にあるアースボールやロケットミュージアム内のさまざまな体験を楽しみながらソラミルのスタッフから展示内容の解説を受けた。星空ライブラリーへも立ち寄り、宇宙関係も含めて興味が湧いた本を開いて確かめるなどした。
ソラミルのスペースシアターやロケットミュージアムは入場チケット制で、詳細は公式ホームページ(施設名で検索可)を参照。カイロスロケットを運用するスペースワン株式会社は3号機の打ち上げ予定日時を25日(水)午前11時~11時20分(延期した場合の予備期間は26日から3月25日まで)と公表していて、打ち上げ1週間前に秒刻みの日時予定を公表する見込み。
(2026年2月13日付紙面より)
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