自衛隊新宮地域事務所の主催、新宮警察署と新宮市消防本部の共催による「みんなを守る!はたらく車大集合」が8日、新宮市佐野のスーパーセンターオークワ南紀店であった。3機関の車両を展示したほか、制服の試着体験を実施した。親子連れが多数訪れ、乗車や記念撮影を楽しんだ。
当地方では近い将来に南海トラフ地震の発生が危惧されていることに加え、特殊詐欺などの犯罪被害も発生している状況にある。また自衛隊も国防意識を高め考えてもらうきっかけになればとの思いがあり、同事務所が声をかけ昨年の7月に1回目を実施、今回が2回目となる。今後は夏と冬の2回実施を考えているという。
陸上自衛隊の車両が1台、新宮警察署の車両が2台、新宮市消防本部の車両が1台展示されており、各機関が子ども用の試着制服を用意していた。自衛隊のブースには、パラシュート降下やアクロバット飛行が疑似体験できる仮想現実(VR)ゴーグルもあった。和歌山県警のマスコットキャラクター「きしゅう君」の姿も見られた。
買い物に訪れた親子連れなどが足を止めた。車両に乗り込みハンドルを握ったり、制服を着込んでカメラに向かい敬礼したりしていた。同事務所の溝尾武志所長は「防災や防犯、防衛の意識を地域の皆さんが高めていただければ。事件や事故、火事や災害の時しか触れ合うことがないので、これを機会に身近に感じていただければ」と話した。
なお、新宮高校2年生の山中萌愛さんと中谷ななみさんがボランティアで実施に協力していた。
(2026年2月11日付紙面より)
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