新宮秋まつり(同開催運営委員会主催、宮本昌幸実行委員長)が12日、新宮市であった。昼の部は雨で新宮駅前広場での創作踊りが中止となったが、丹鶴ホールと中央通りでの夜の部は実施。多数の団体が舞い踊り、まちを活気づけた。ダンスコンテストも行われ、一般は「ファットダンススタジオ」、キッズ部門は「ファットキッズ」が優勝。「カウイオナラニ オハナ テラマエ」が特別賞を受賞した。
丹鶴ホールでは日本舞踊や正調新宮節、熊野曼荼羅(まんだら)太鼓の披露、創作踊りを実施。キッチンカーなど約20店舗の出店、消防や自衛隊の車両展示、姉妹都市・友好都市の物産展なども行われた。
中央通りでは各団体が、創作踊りとお祭り新宮節を3会場で踊った。創作踊りはフラダンスやよさこい、ヒップホップなどジャンルも多彩で、年齢も子どもから一般まで幅広かった。いずれの会場でも多くの観客が楽しみ、盛んな拍手を送った。
お祭り新宮節は各団体が3会場に続く列となり踊った。観客も自由に参加できる輪踊りもあり、盛り上がりを見せた。
ダンスコンテストは19団体が参加。キッズ部門と特別賞は新設された。一般の2位はハルクルー一般、3位はラッキークローバージョーカーだった。
宮本委員長は開会あいさつで「新宮秋まつりは、地域や世代を超えて皆さんのエネルギーを集中させる目的で開催している。今日一日を皆さんと共に盛り上げたい。ご協力をよろしく」と呼びかけていた。
(2025年10月15日付紙面より)
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